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知らないと損!いちごをプランターで植え替える時期と成功のコツを徹底解説

知らないと損!いちごをプランターで植え替える時期と成功のコツを徹底解説
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。 記載の情報は調査時点での情報です。最新情報は各公式サイトをご覧ください

ベランダや庭先でいちごを育ててみたいけれど、「植え替える時期はいつなの?」「そもそもなんで植え替えが必要なの?」と疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。いちごは多年草なので毎年実をつけてくれますが、同じ株を使い続けると2〜3年で実が小さく少なくなっていく性質があります。そのため定期的な植え替えがとても大切なのですが、タイミングを間違えると翌春の収穫に大きく影響してしまいます。

この記事では、いちごをプランターで植え替える最適な時期から、苗の選び方・プランターの準備・水やり・肥料・病害虫対策・収穫の見極め方まで、複数の信頼できる情報源をもとに徹底的に調査してまとめました。初めてチャレンジする方でもわかりやすいよう、専門用語はできるだけ噛み砕いて説明しています。この記事を最後まで読めば、来春においしいいちごをたっぷり収穫できる環境を整えられるはずです。

この記事のポイント
✅ いちごをプランターで植え替えるベストな時期は9月〜11月(一季なりは9月中旬〜10月中旬)
✅ 植え替えは2〜3年ごとに行うことで収穫量と品質を維持できる
✅ 植え付け時はクラウンを埋めないこと・ランナーの向きの確認が成功のカギ
✅ 肥料は植え付け1ヶ月後〜3月まで、4月以降は与えすぎに要注意
本日のセール・タイムセールをまとめてチェックできます。

いちごをプランターで植え替える時期と準備の完全ガイド

いちごをプランターで植え替える時期と準備の完全ガイド
  1. プランターでいちごを植え替えるベストな時期は9月〜11月
  2. 植え替えが必要な理由は2〜3年で株が老化して実が減るから
  3. 苗の選び方はクラウンが太く葉が3〜4枚ついているものを選ぶ
  4. プランターは深さ20cm以上・幅30cm以上のものを選ぶ
  5. 用土は水はけの良い配合が収穫量を左右する
  6. 植え付け時にクラウンを埋めないことが成功のカギ

プランターでいちごを植え替えるベストな時期は9月〜11月

プランターでいちごを植え替えるベストな時期は9月〜11月

いちごのプランターへの植え替えに最適な時期は、9月中旬〜11月です。品種によって多少異なりますが、一季なり品種(とちおとめ・紅ほっぺなど)は9月中旬〜10月中旬、四季なり品種は3月下旬〜4月上旬が植え付けの適期とされています。市販の苗を購入して植え付ける場合は、10月を目安にするとちょうどよいでしょう。

なぜ秋が最適かというと、この時期に植え付けることで苗が十分に根付き、冬をしっかりと越すことができるからです。冬を越した株は翌年の春になると生育が促進され、良好な収穫が期待できます。気温が低い秋は苗のストレスが少なく、根が落ち着きやすいという利点もあります。

「イチゴの苗を植え付けるのに適したシーズンは秋で、10月から11月にかけてが最適な時期です。この時期に植え付けることで、苗が十分に根付き、冬を越すことができます。そして翌年の春になると、イチゴの成長が促進されて良好な収穫が期待できます。」
参考:https://www.takii.co.jp/info/news_230906.html

逆に植え替えが遅れると、冬の寒さが本格化する前に根がしっかり張れず、翌春の生育が不安定になることがあります。「12月上旬までを目安に」という情報もありますので、遅くとも12月に入る前には植え付けを済ませておくのが無難です。せっかくいちごを育てるなら、この「秋植え」のタイミングをしっかり守ることが最初の重要ポイントです。

また、地域によって適期は多少前後します。関東以南の温暖な地域では10月後半〜11月上旬でも問題なく植え付けできる場合がありますが、北日本など寒冷地では9月中に植え付けを終わらせた方が安心です。お住まいの地域の気候を考慮しながらスケジュールを立ててみてください。


🗓️ いちごの植え付け・植え替え時期まとめ

品種 植え付け・植え替え時期 ポイント
一季なり品種(とちおとめ・紅ほっぺなど) 9月中旬〜10月中旬 初心者におすすめ、春に一度収穫
四季なり品種 3月下旬〜4月上旬(または秋) 春・秋の2回収穫可能、管理がやや難しい
全般(苗購入時) 10月を目安に 遅くとも12月上旬までに植え付け完了が理想

📌 地域別の注意点

地域の特徴 推奨植え付け時期 理由
関東以南(温暖地) 10月〜11月上旬 気温が高めのため秋植えでも余裕あり
関東内陸・東北南部 9月下旬〜10月中旬 冬到来が早めのため早めに植え付け
北海道・東北北部(寒冷地) 9月中旬 冬が長いため早めの根付きが必須

植え替えが必要な理由は2〜3年で株が老化して実が減るから

植え替えが必要な理由は2〜3年で株が老化して実が減るから

いちごは多年草なので、同じ株を使い続けていても毎年実をつけてくれます。しかし連作するとだんだんと実が小さく痩せていくという性質があります。これは株が老化するにつれて養分の吸収力が落ち、病気にもかかりやすくなるためです。「毎年同じ株でいいや」と思っていると、気がついたら実がほとんどつかなくなっていた…ということになりかねません。

一般的には、株は2〜3年で更新するのがベストとされています。毎年ランナー(親株から伸びる細い茎)から新しい子株を育てて植え替えることで、常に若くて元気な株での栽培が続けられます。収穫が終わった古い苗は翌年も使うと病気になりやすく、実のなる数が減り食味も落ちてしまうため、処分するのが推奨されています。

「収穫の終わった苗は、翌年も使うと病気になりやすく、実のなる数が減り食味も落ちるので、処分するようにしましょう。」
参考:https://sakata-tsushin.com/yomimono/tokushu/detail_915/

また、植え替えを行う際は新しい土で植え直すことが病気予防にもなります。古い土には病原菌や害虫の卵が残っている可能性があるため、毎年新しい培養土を使うことが健全な栽培環境を保つ上で非常に重要です。特にプランター栽培では土が劣化しやすく、古い土のままでは排水性・通気性が落ちてしまいます。

さらに、いちごを同じ場所で続けて育てる「連作」は、土の中の特定の栄養素が偏って不足したり、いちごに害を与える特定の微生物が増殖したりする原因にもなります。プランター栽培であれば土ごと入れ替えることができるため、連作障害のリスクを大幅に下げられます。これが「毎年新しい土で植え替える」ことを専門家が推奨する大きな理由のひとつです。

✅ 植え替えが必要な主な理由まとめ

  • ✅ 株が老化して実が小さく・少なくなるのを防ぐ
  • ✅ 連作による土中の病原菌の蓄積をリセットできる
  • ✅ 根詰まりによる生育不良を解消できる
  • ✅ 新しい土で栄養環境をリフレッシュできる
  • ✅ ランナーから育てた若い株の方が収穫量が圧倒的に多い

苗の選び方はクラウンが太く葉が3〜4枚ついているものを選ぶ

苗の選び方はクラウンが太く葉が3〜4枚ついているものを選ぶ

植え替えに使う苗を選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえることが大切です。特に注目したいのが「クラウン」と呼ばれる株元の部分です。クラウンとは、地際にある節間が短くなって肥大した茎のことで、いちごの生長点にあたる最も重要な部位です。ここが健康かどうかが、その後の生育を大きく左右します。

🍓 苗を選ぶときのチェックリスト

チェック項目 良い苗の特徴 NG例
クラウン 太くて地面からしっかり出ている 細い・土に埋もれている
葉の枚数 3〜4枚ついている 1〜2枚しかない
葉の状態 濃い緑で斑点や黄変がない 斑点がある・黄色くなっている
ランナー 切れ端が付いている まったく痕跡がない
全体の状態 しゃんとしていてしおれていない 萎れている・水切れしている

「クラウンが太くて地面から出ている、葉が3〜4枚ついている、葉に斑点などの病気が出ていない、ランナー(の切れ端)が付いている、水切れしていない(ランナーが枯れていない)」
参考:https://www.ars-edge.co.jp/contents/htvg25/

また、苗にはランナーが切り離された跡が確認できるものを選ぶとよいとされています。これは、ランナーを通じて育てられた子株であることの証明であり、健全な親株から増やされたことを示すサインになります。ランナーの痕跡のない苗は、種から育てられたものや管理状態が不明な場合もあるため、できる限りランナーの切れ端が確認できるものを選びましょう。

苗の向きも重要なポイントです。いちごはランナーとは反対側に花が咲き、実がなるという性質があります。そのため、花や実がなる方向を手前(収穫しやすい向き)に向けて植え付けるのが基本です。購入した苗についているランナーの向きをよく確認してから植え付けましょう。この向きを考えずに植えてしまうと、実が壁側や奥側にしかならず収穫がしにくくなってしまいます。

市販の苗はホームセンターや園芸店で10月前後に多く出回ります。この時期に合わせて購入すれば、植え付け適期にちょうど間に合います。早起きして売り場に行くと、状態の良い苗がたくさん残っているのでおすすめです。なお、ランナーから自分で子株を育てた場合は、根がしっかり張って独立して育てられるようになったタイミング(一般的に6〜8月頃)が切り離しの目安です。


プランターは深さ20cm以上・幅30cm以上のものを選ぶ

プランターは深さ20cm以上・幅30cm以上のものを選ぶ

いちご栽培に使うプランターは、深さ20cm以上、幅30cm以上のものが推奨されています。専門家によっては「深さ15cm以上あればOK」という意見もあり、一般的なプランターで十分育てられるケースも多いようです。ただし、浅すぎると根が十分に張れず、生育が不安定になりやすいため、余裕があれば深めのものを選ぶのが安心です。

プランター選びで特に重要なのは、排水穴があることです。いちごは水はけの良い環境を好み、根腐れしやすい植物のため、底に水が溜まるプランターは絶対に避けなければなりません。また、白や薄い色のプランターを選ぶと、真夏の強い日差しによる根の温度上昇を防ぐことができます。黒いプランターは見た目がスタイリッシュですが、夏場に地温が上がりすぎる可能性があるため注意が必要です。

🪴 プランターの選び方ガイド

項目 推奨条件 理由
深さ 20cm以上(15cm以上でも可) 根がしっかり張れるスペースを確保
30cm以上 株間20cm程度を確保するため
白・薄色がベター 夏の地温上昇を防ぐ
排水穴 必ずある 根腐れ防止に必須
素材 プラスチック・テラコッタなど テラコッタは通気性が高い

株間については、一般的に20〜30cm程度空けるのが理想的とされています。詰めすぎると風通しが悪くなり、病気のリスクが高まります。初心者の方は「スペースを詰めた方がたくさん植えられてお得」と思いがちですが、株と株の間にゆとりを持たせることが、品質の高いいちごを育てるために欠かせません。

また、初心者の方にはストロベリーポット(いちご専用の鉢)もおすすめです。側面にポケット状の穴がいくつも開いたデザインで、果実が垂れ下がって地面に付かないため病気の発生が少なくなります。さらに、ランナーから出た子苗をそのポケット穴に受けて育てることもでき、一石二鳥の楽しみ方ができます。ベランダや庭先のインテリアとしても見栄えがよく、初めての方にも取り組みやすいアイテムです。

プランターの底にレンガや鉢台などを敷いておくと、底部の通気性が確保され、余分な水分が溜まりにくくなります。特に雨の多い時期は、プランターの置き場所を屋根のある場所に移動させることも一つの有効な対策です。


用土は水はけの良い配合が収穫量を左右する

用土は水はけの良い配合が収穫量を左右する

いちごは水はけの良い土を好む植物です。根が過湿状態になると根腐れを起こしやすく、最悪の場合株が枯れてしまうこともあります。プランター栽培では市販の野菜用培養土を使っても問題ありませんが、より理想的な環境を作るには一工夫加えることが有効です。

🌱 おすすめの用土の配合

資材名 役割 特徴
野菜用培養土 ベースとなる土 手軽に入手でき、栄養素も含まれている
赤玉土(中粒) 水はけ・通気性改善 根の張りをよくする効果がある
腐葉土 保水性・保肥性向上 微生物を活性化させる効果も
バーミキュライト 軽量化・水はけ改善 軽くなるのでプランター向き
鉢底石・軽石 底面の排水確保 根腐れ防止に必須

プランターの底には必ず鉢底石(軽石や鹿沼土の粗粒)を敷きましょう。これが底面での水の逃げ道を確保し、根が水浸しになるのを防いでくれます。プランターの底が隠れる程度の量を目安にしてください。

「イチゴは水はけの良い土を好みます。市販の野菜用培養土でも問題ありませんが、赤玉土や腐葉土、バーミキュライトを混ぜるとより良い環境になります。水はけを良くするために、プランターの底には必ず軽石や鹿沼土を敷きましょう。」
参考:https://greensnap.co.jp/columns/berry_planter

土の準備は植え付けの前日か当日でも対応できますが、土が乾燥しすぎている場合は十分に水を含ませてから苗を植え付けましょう。カラカラに乾いた土に苗を植えると、根が水分不足のストレスを受けやすくなります。逆に土を水浸しにするのも根腐れのリスクがあるため、「しっとりとした適度な湿り気」の状態が理想です。

畑(露地)で栽培する場合は、植え付けの2週間以上前に苦土石灰を施し、さらに1週間以上前に完熟堆肥と有機入り肥料を混ぜ込んでおく手間がかかります。いちごの根は肥料に直接触れると傷みやすいので、早めに準備して肥料を土になじませておくことが畑栽培では大切です。一方、プランター栽培では市販の野菜用培養土でこれらをカバーできるため、そこまで複雑な準備は不要です。気軽に始めやすいのがプランター栽培の大きな魅力の一つです。


植え付け時にクラウンを埋めないことが成功のカギ

植え付け時にクラウンを埋めないことが成功のカギ

いちごの植え付けで最も多い失敗の一つが、クラウンを土に埋めてしまうことです。クラウンとは株元から伸びている短い茎のことで、いちごの生長点として機能する非常に重要な部分です。ここを土に埋めてしまうと、苗が腐ったり枯れてしまったりする原因になります。逆にクラウンを地面から出しすぎて根が露出しすぎてしまうと、乾燥による傷みが出ることもあります。「クラウンが地面から少し顔を出している状態」が正解です。

「植え付け時に最も大切なポイントは、『クラウン』を埋めないようにすることです。クラウンは茎や葉と同じ、地上に出しておかなければならない部分。クラウンを埋めてしまうと苗が枯れることがあります。」
参考:https://www.ars-edge.co.jp/contents/htvg25/

植え付けの手順としては、まずプランターに土を9分目程度まで入れ、苗を置く位置に浅い穴を掘ります。根をしっかり広げながら苗を置き、根だけが土に覆われてクラウンが地面より少し上に出るよう調整しながら土を寄せていきます。植え付け後は、プランターの底から水が出るまでたっぷり水をあげましょう。

📌 植え付け時のチェックポイント

  • ✅ クラウンが土の表面より少し上に出ている(埋まっていない)
  • ✅ ランナーの方向を確認し、実がなる方を手前に向けている
  • ✅ 根が折れ曲がらないよう自然に広がっている
  • ✅ 株間は20〜30cm確保している
  • ✅ 植え付け後に底から水が出るまでたっぷり水やりをした

また、苗をプランターの縁に沿って植えるというテクニックもあります。こうするといちごが空中にぶら下がって実るため、地面を這うナメクジが届きにくく被害を受けにくくなります。また、実が土につかず清潔に保てるというメリットもあるため、ぜひ意識してみてください。

植え付け直後は根が土に定着するまで少し不安定な状態が続きます。1〜2週間程度は直射日光の強い場所を避けて半日陰気味で管理すると、苗への負担が軽減されます。根が落ち着いてきたら、日当たりの良い場所に移動しましょう。いちごは一日4〜5時間以上は日が当たる場所を好みますので、南向きのベランダや庭先が理想的な置き場所です。


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プランターでいちごを植え替えた後の管理と育て方の全ポイント

植え付け時にクラウンを埋めないことが成功のカギ
  1. 水やりのコツは土の表面が乾いたらたっぷり与えること
  2. 肥料を与えるタイミングは植え付け1ヶ月後〜3月まで
  3. ランナーは収穫期には取り除くことで実に栄養が集まる
  4. 初心者には一季なりの品種が育てやすくておすすめ
  5. アブラムシとナメクジが主な病害虫対策のターゲット
  6. 収穫のサインは開花後30〜40日で実が真っ赤になること
  7. まとめ:いちごをプランターで植え替える時期と管理の全ポイント

水やりのコツは土の表面が乾いたらたっぷり与えること

水やりのコツは土の表面が乾いたらたっぷり与えること

いちごの水やりで大切なのは、「乾いたらたっぷり」という原則を守ることです。土の表面が乾いたら、プランターの底から水が流れ出るくらいたっぷりと水をあげましょう。逆に、常に土が湿っている状態はいちごにとってよくありません。根腐れの原因になるため、過湿には十分注意が必要です。

「イチゴの水やりは、土の表面が乾いたら行います。特に果実の肥大期には水分が必要なので、こまめなチェックが大事になります。ただし、水のやりすぎは根腐れの原因になるので注意しましょう。朝夕の涼しい時間帯に水やりをしましょう。」
参考:https://greensnap.co.jp/columns/berry_planter

季節によって水やりの頻度は大きく異なります。冬の休眠中は代謝が落ちているため、土の表面が白く乾いていたら水をやる程度で大丈夫です。極度に乾燥すると枯れてしまうので、完全に乾ききる前に水を与えることを忘れずに。一方、春から初夏の実の肥大期は水分需要が高まるため、こまめなチェックが必要です。

💧 季節別・水やりの目安

季節 水やり頻度 ポイント
秋(植え付け後) 土が乾いたら 根付きを促すため適切な水分を保つ
冬(休眠中) 土の表面が白く乾いたら 乾燥させすぎず、過湿にもしない
春(花・実の時期) 土が乾いたら(頻度高め) 果実の肥大期は水分が特に重要
夏(収穫後) 乾いたら適宜 暑さに注意、朝夕の涼しい時間帯に

水やりのタイミングは朝夕の涼しい時間帯が理想的です。日中の気温が高い時間帯に水をやると、土の温度が急激に変化して根に負担をかけることがあります。また、葉や果実に直接水がかかると病気(灰色かび病など)のリスクが高まるため、できるだけ株元に直接水をかけるよう意識しましょう。

プランターの底にレンガや鉢台などを敷いておくと、底部の通気性が確保されて余分な水分が溜まりにくくなります。雨の多い梅雨時期には、プランターの置き場所を屋根のある場所に移動させることも効果的な対策です。また、鉢底から水が出ていても、受け皿に水が溜まったままになっているとそこから根腐れが起きる場合があります。受け皿の水はこまめに捨てるようにしてください。


肥料を与えるタイミングは植え付け1ヶ月後〜3月まで

肥料を与えるタイミングは植え付け1ヶ月後〜3月まで

いちごの肥料(追肥)については、タイミングと量の管理がとても重要です。植え付け直後から1ヶ月程度は肥料は不要で、まず根が落ち着くのを待ちます。その後、月1回程度のペースで肥料を与えていきます。

🌿 肥料を与えるタイミングまとめ

時期 追肥の有無 内容
植え付け直後〜1ヶ月 不要 根を傷めないよう肥料は与えない
植え付け1ヶ月後(11月頃) 必要 化成肥料またはいちご専用肥料を施す
冬(12月〜1月)休眠中 不要 株が休眠しているため追肥は控える
2〜3月(生育再開時) 必要 休眠から覚め始めたら追肥を再開
4月以降 不要 肥料過多になると実がつきにくくなる

「追肥は、固形状(大粒・中粒)の醗酵油粕を3週間に1回与えましょう。醗酵油粕を与えるのは3月までにしましょう。4月以降は肥料を与えると栄養が過剰になって実がつきにくくなってしまうので、肥料を与えすぎないようにしてください。」
参考:https://www.ars-edge.co.jp/contents/htvg25/

特に注意したいのが、4月以降の肥料のやり過ぎです。この時期に肥料を多く与えると、株が実をつける方向よりも葉や茎を育てる方向に傾いてしまいます。「花が咲かない」「実がつかない」という悩みの多くが、肥料のやり過ぎが原因と言われています。肥料は少なすぎても困りますが、与えすぎも厳禁です。

肥料の種類としては、固形の発酵油粕(はっこうあぶらかす)や市販のいちご専用肥料、一般的な化成肥料などが使えます。初心者の方には、根の酸で初めて溶け出す「マグァンプK」(緩効性肥料)が根を傷めにくくおすすめです。また、花が咲き始めたらカリ肥料を追加すると甘みが増すという情報もありますが、まずはいちご専用肥料でバランスよく管理するのが手軽でよいでしょう。

追肥の方法は、プランターの土の上に固形肥料を置くだけでOKです。水やりのたびに少しずつ肥料が溶け出して根に届きます。液体肥料を使う場合は、パッケージの指示に従った濃度に希釈して水やりの際に与えましょう。どちらの場合も与えすぎは禁物ですので、「少し足りないかな?」くらいの加減が安全です。


ランナーは収穫期には取り除くことで実に栄養が集まる

ランナーは収穫期には取り除くことで実に栄養が集まる

いちごを育てていると、親株から細い茎が伸びてきます。これが「ランナー」(匍匐茎・ほふくけい)と呼ばれるもので、先端に子株を作り自然に繁殖しようとする働きを持っています。株を増やすためには活用できますが、実をつけたい時期に放っておくと実に行くべき栄養がランナーに奪われてしまいます。

「花がついて実がなりだしたら『ランナー(ひげのような茎)』がたくさん発生します。収穫をしながらランナーも取り除くと、花や実に栄養が集中して美味しいイチゴになりますよ!」
参考:https://www.ars-edge.co.jp/contents/htvg25/

🌿 ランナーの扱い方ガイド

状況 ランナーの扱い 目的
実の収穫期(春) 基本的にすべて切除 実への栄養集中のため
収穫後(6月〜) 2〜3本残して子株を育てる 翌年の苗作りのため
冬(12月頃〜) 早めに切除 株の消耗を防ぐため

翌年の苗として活用したい場合は、収穫が終わった6月頃から新しいランナーを伸ばして子株を育てます。ランナーに根が出てきたら親株から切り離し、新しいプランターや土に植え付ければ翌年の苗の完成です。増やしたい場合は2〜3本残し、それ以外は切除するのが基本的な管理方法とされています。

ランナーの切除には清潔な園芸用ハサミ(剪定ばさみ)を使いましょう。切り口からの病気感染を防ぐため、使い終わったハサミはアルコールや刃物クリーナーで拭いておくと衛生的です。

また、12月頃からランナーが出てくることがあります。この早い時期のランナーはすぐに切り除くようにします。冬にランナーを伸ばしてしまうと株の体力が無駄に消耗されてしまい、春の花付きや実のなり方に影響が出ることがあります。春の豊作に向けて、株の体力をしっかり蓄えさせることが大切です。


初心者には一季なりの品種が育てやすくておすすめ

初心者には一季なりの品種が育てやすくておすすめ

いちごには大きく分けて「一季なり品種」と「四季なり品種」の2種類があります。一季なりいちごは春に一度だけ収穫でき、四季なりいちごは春と秋の2回収穫できますが、栽培難易度は四季なりの方が高いとされています。こまめな追肥が必要だったり、株が疲れやすかったりとケアの手間がかかります。そのため、初心者には一季なり品種がおすすめです。

🍓 一季なりと四季なりの比較

項目 一季なり品種 四季なり品種
収穫時期 春1回(4〜5月) 春・秋の2回
難易度 比較的簡単 やや難しい
管理の手間 少ない こまめな追肥が必要
味・品質 旬の甘さが楽しめる やや大味になりやすい
おすすめ対象 初心者 経験者向け

📋 家庭菜園でよく育てられる一季なり品種

品種名 特徴
宝交早生(ほうこうわせ) 露地栽培向けに交配された品種、食感・香り・甘みが良い、初心者向き
とちおとめ 甘みと酸味のバランスが良く初心者にも育てやすい
紅ほっぺ 大粒で香りが強く、見た目も美しい
章姫(あきひめ) 柔らかくて多汁、濃厚な味わいが特徴
カレンベリー うどんこ病・炭疽病に強く丈夫で育てやすい

「現在日本のイチゴの品種は100種類以上ありますが、その中で家庭菜園に最も向いているのは露地栽培向けに交配された『宝交早生(ほうこうわせ)』という品種です。食感がしっかりしており、香りや甘みもよく、家庭菜園に大変向いています。」
参考:https://www.ars-edge.co.jp/contents/htvg25/

ただし、スーパーや八百屋で見かけるほとんどのいちご品種は温室(ハウス)栽培向けに作られたものです。プランター栽培(露地栽培)では同じ品種名の苗を買っても、なかなかうまく育てられない場合があります。購入する際は「露地栽培向き」または「家庭菜園向き」の表記がある品種を選ぶのが安心です。

品種選びのポイントとして、いちごは大きく「一季なり」と「四季なり」に分けられますが、さらに同じ一季なりの中でも病気への強さや株の管理のしやすさが品種によって異なります。カレンベリーのようにうどんこ病や炭疽病に強い品種を選ぶと、病害虫管理の手間を減らすことができます。初めての方はまず育てやすい品種からスタートして、成功体験を積んでから別の品種にチャレンジするのがよいでしょう。


アブラムシとナメクジが主な病害虫対策のターゲット

アブラムシとナメクジが主な病害虫対策のターゲット

いちごを育てる上で気をつけたい病害虫は主にアブラムシ、ハダニ、ナメクジの3種類です。これらへの対策を知っておくことで、せっかく育てたいちごを守ることができます。それぞれに発生しやすい条件があるので、その条件をできるだけ作らないことが予防の基本です。

🐛 主な病害虫と対策まとめ

害虫・病気 発生しやすい条件 対策
アブラムシ 春〜初夏、気温上昇時 水で洗い流す、防虫ネット使用
ハダニ 乾燥しすぎた環境 葉の裏側に水をかけて湿度を上げる
ナメクジ 水のやりすぎ・じめじめした環境 水やりの管理を徹底する
灰色かび病 雨が多い時期・風通しが悪い場所 傷んだ葉を除去・風通しを確保
うどんこ病 乾燥した環境 病気に強い品種を選ぶ・適切な水管理

ナメクジ対策として効果的なのが、前述の通り苗をプランターの縁に沿って植えること。いちごが空中にぶら下がって実るため、地面を這うナメクジが届きにくくなります。また、水のやりすぎがナメクジを呼び寄せる一因になるため、適切な水管理がそのまま予防策になります。

「イチゴの病害虫で心配なのは、アブラムシとナメクジ。ナメクジは水をやりすぎると発生してしまいます。水やりは、必ず地表面がしっかり乾ききったタイミングで行いましょう。アブラムシは、もし発生してしまったら水で洗い流すようにしましょう。」
参考:https://www.ars-edge.co.jp/contents/htvg25/

病気の予防には、枯れ葉や傷んだ葉をこまめに取り除くことが有効です。特に2月になったら傷んだ葉や枯れ葉を取り、株元をきれいにしておきましょう。風通しをよくして苗を清潔に保つことは、複数の病害虫に対して同時に効果的な予防になります。害虫被害が気になる場合は、根元に粒状の殺虫剤をまいておくという方法もあります。

収穫が近い時期には防虫ネットを使って鳥対策も検討してください。真っ赤に熟したいちごはヒヨドリなどの鳥にも狙われることがあります。ネットを張るだけで被害をかなり減らすことができますので、実が色づき始めたら早めに設置しておくと安心です。また、収穫から逆算して害虫防除に農薬を使う場合は、使用制限日数を必ず守るよう注意しましょう。


収穫のサインは開花後30〜40日で実が真っ赤になること

収穫のサインは開花後30〜40日で実が真っ赤になること

春になり気温が上がってくると、いちごに白くてかわいらしい花が咲き始めます。この花が受粉することで実がなります。収穫の目安は開花後30〜40日で、実が真っ赤に色づいたものから順次収穫します。収穫のタイミングを逃すと実が熟しすぎて柔らかくなりすぎてしまうため、こまめなチェックが大切です。

「開花後30〜40日で収穫できます。家庭菜園では真っ赤に完熟した実を収穫できます!実の裏側もしっかり赤く色づいているかどうかを確かめてから収穫しましょう。」
参考:https://www.takii.co.jp/info/news_230906.html

収穫の際は清潔な剪定ばさみや園芸ハサミを使って実の付け根から切るのが基本です。素手でもぎ取ると株に余計な負担をかけてしまう場合があります。実の裏側までしっかり赤く色づいているものを選ぶと、甘みが十分に乗った完熟いちごが楽しめます。

🗓️ プランターいちごの年間栽培スケジュール

主な作業内容 ポイント
9〜10月 苗の植え付け・植え替え クラウンを埋めない・株間20〜30cm
11月 植え付け1ヶ月後に追肥 化成肥料・いちご専用肥料を施す
12月〜1月 休眠期・ランナー除去 追肥は不要・早いランナーを切除
2月 傷んだ葉取り・追肥再開 株元をきれいにして風通し確保
3月 花が咲き始め・人工受粉 筆や綿棒で優しく受粉を補助
4〜5月 収穫・ランナー除去 真っ赤な完熟実を順次収穫
6月〜 子株育成・翌年の苗作り ランナーから子株を育て秋に備える

人工受粉については、3〜4月の開花初期は気温が低くミツバチなどの訪花昆虫が少ないため、受粉が不安定になりやすいです。毛筆や綿棒など柔らかいもので花びらの内側を優しくなでるように人工受粉をすると、奇形果の発生を防げます。「優しく均一に」花粉を行き渡らせることがポイントです。人工受粉をするといちごの形がやや不揃いになることがありますが、これは失敗ではなく自然なことです。

また、いちごは基本的に寒さ対策は不要とされています。露地栽培のいちごは冷涼な気候(17〜20℃)を好み、冬の寒さを経験させることで春の開花・結実が促されます。苗を過度に温めたりすると、かえって花が咲きにくくなってしまうこともあります。ただし、雪の下に埋もれてしまうと傷むため、大雪が予想される場合はプランターを屋根のある場所に移動させましょう。マイナス5〜6℃程度であれば問題ない耐寒性がありますが、それ以上の極寒が続く地域では簡易的な保温対策を検討してみてください。


まとめ:いちごをプランターで植え替える時期と管理の全ポイント

まとめ:いちごをプランターで植え替える時期と管理の全ポイント

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. いちごをプランターに植え替えるベストな時期は9月中旬〜11月(一季なりは9月中旬〜10月中旬、遅くとも12月上旬まで)である
  2. 苗を購入して植え付けるなら10月を目安にすると植え付け適期にちょうど合う
  3. いちごは多年草だが2〜3年で株が老化し実が減るため、定期的な植え替えが必要である
  4. 植え替えの際は新しい土を使うことで病気の予防と土壌環境のリセットができる
  5. 苗はクラウンが太く葉が3〜4枚ついた健康なものを選ぶべきである
  6. プランターは深さ20cm以上・幅30cm以上のもので必ず排水穴があるものを選ぶ
  7. 植え付け時はクラウンを土に埋めないことが最重要ポイントであり、ランナーの向きも確認する
  8. 水やりは「土の表面が乾いたらたっぷり」が基本で、朝夕の涼しい時間帯に行う
  9. 肥料は植え付け1ヶ月後から与え始め、4月以降は与えないことで花付き・実付きを守る
  10. 実がなる時期にランナーを取り除くことで実への栄養が集中し品質・収穫量が上がる
  11. 初心者には一季なりの露地栽培向き品種(宝交早生・とちおとめ・カレンベリーなど)がおすすめである
  12. 主な病害虫はアブラムシ・ナメクジ・ハダニで、水管理と風通しの確保が基本的な予防策になる
  13. 収穫は開花後30〜40日が目安で、実の裏側まで赤くなったものをハサミで順次収穫する
  14. 冬の寒さ対策は基本的に不要で、むしろ冬の低温を経験させることが春の花付きに重要である

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