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こんにちは、アグリアライブ運営のミドリです。

ハイクリ仕様のトラクターは、うねをまたいで中耕除草や薬剤散布などをしやすいよう、最低地上高を高くしたタイプです。ヤンマーの情報では、標準機の最低地上高350mmに対してハイクリ仕様は500mmとされていて、作物が育った後の管理作業で差が出やすいですよ。

一方で、馬力やトレッド幅、キャビンの有無、中古価格の見方まで確認する点は多めです。中古で20馬力以下の相場や、トラクターは何年くらいで寿命なのか、荒起こしにも使えるのかが気になる方もいるかなと思います。ここでは、ハイクリの特徴と選び方を、購入前に見ておきたい順で整理します。

この記事のポイント

  • ハイクリ仕様の基本と通常トラクターとの違い
  • 中耕除草や薬剤散布など向いている作業
  • 中古価格や20馬力以下を見る時の注意点
  • 寿命、使用時間、トレッド幅の確認ポイント
本日のセール・タイムセールをまとめてチェックできます。

トラクターのハイクリとは

トラクターのハイクリとは

この章の主な見出し

  • うねをまたぐ仕組み
  • 最低地上高の目安
  • 中耕除草での使い方
  • 薬剤散布や茎葉処理
  • 荒起こしに向く条件

トラクターのハイクリは、ハイクリアランス仕様とも呼ばれ、車体下の空間を広く取ったトラクターです。作物が育ってからでも、うねや株をまたぎながら中耕除草、薬剤散布、茎葉処理などの管理作業をしやすいのが特徴ですよ。

ただし、ハイクリは「車高が高いトラクターなら何でも同じ」というものではありません。最低地上高、トレッド幅、馬力、装着する作業機、ほ場のぬかるみや段差まで合わせて見る必要があります。ここでは、まずハイクリの基本的な仕組みと使いどころを整理します。

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うねをまたぐ仕組み

【トラクター】【バラ】【土】【庭】【栽培】うねをまたぐ仕組み

ハイクリ仕様のいちばん大きな役割は、作物が植わっているうねをまたぎながら作業できることです。通常のトラクターだと、作物がある程度育った後にほ場へ入ると、車体下やタイヤまわりが株や葉に触れやすくなります。ハイクリはその接触を減らすために、車体下の余裕を大きくしたつくりです。

うねをまたぐには、車体の高さだけでなく、左右のタイヤ間隔も大事です。この左右のタイヤ幅はトレッド幅と呼ばれ、ヤンマーのハイクリアランス仕様では、1,000mmから1,470mmの範囲で複数の仕様が案内されています。あなたの畑のうね幅と合っていないと、せっかくのハイクリでも作物を踏んでしまうかもしれません。

ハイクリ仕様で見る主なポイント

確認項目 見る理由 失敗しやすい点
最低地上高 作物やうねをまたげるか 車体下だけ見て作業機を見落とす
トレッド幅 うね幅に合うか タイヤが株元に寄りすぎる
作業機 中耕・散布などに合うか 本体だけ買って用途に合わない
旋回スペース 畑の端で回れるか ほ場が狭くて切り返しが多い

実際の作業では、トラクター本体の下を作物が通るだけではなく、後ろや前に付けるインプルメントも一緒に動きます。中耕除草なら除草用の作業機、薬剤散布なら散布装置、茎葉処理なら専用の処理機などを合わせて考える必要があります。本体と作業機をセットで見るのが大事です。

気をつけたいのは、ハイクリだからどんな畑でも楽になるとは限らないことです。うね幅がバラバラ、畑の端が狭い、傾斜がある、ぬかるみやすい、といった条件では操作しにくくなる場合もあります。最終的な判断は専門家にご相談ください、というのが現実的かなと思います。

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最低地上高の目安

【トラクター】【バラ】【土】【庭】【栽培】最低地上高の目安

最低地上高は、地面から車体下の低い部分までの高さを指します。ハイクリ仕様を選ぶ時は、この数字がかなり大事です。作物が小さいうちは問題なくても、葉や茎が伸びてくると、車体下の余裕が足りない場面が出てきます。

ヤンマーのハイクリアランス仕様に関する情報では、標準機の最低地上高が350mm、ハイクリ仕様が500mmと案内されています。これはかなり分かりやすい比較ですね。150mmの差が、成長後のうねをまたげるかどうかに関わることがあります。

最低地上高の比較目安

種類 最低地上高の例 向きやすい作業
標準仕様 350mm前後の例 耕うん、代かき、一般的な作業
ハイクリ仕様 500mm前後の例 中耕除草、散布、成長後の管理作業

ただし、この数字はあくまで確認できた一例です。メーカーや型式、タイヤ、仕様、装着する作業機によって変わります。価格や仕様も更新されることがあるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください

最低地上高を見る時は、トラクター本体だけでなく、作業機を付けた状態も想定したいところです。たとえば、本体の地上高は足りていても、後部に付けた機械が葉に当たりやすい場合があります。作業時の姿勢、作業機の上下位置、ほ場の凹凸もチェックしておくと安心です。

購入前に見たい確認リスト

  • ✅ 作物が育った時の高さ
  • ✅ うねの高さと幅
  • ✅ タイヤが通る位置
  • ✅ 作業機を付けた時の最低部
  • ✅ ほ場の端で旋回できる広さ

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中耕除草での使い方

【トラクター】【バラ】【土】【庭】【栽培】中耕除草での使い方

中耕除草は、作物の列と列の間を軽く耕しながら、雑草を抑える作業です。大豆などの畑作では、作物が育ってからも畝間に雑草が出るため、管理作業が必要になります。ハイクリ仕様は、こうした作物を残したまま畑に入る作業と相性がいいです。

ヤンマーのハイクリアランス仕様の製品情報でも、中耕作業の例として大豆が挙げられています。手作業や小型管理機だけで広い面積を進めるのは大変なので、作付け規模が広がるほど、トラクターで管理作業をできる意味は大きくなります。ここは、畑作の省力化に直結しやすい部分です。

中耕除草で確認したいこと

項目 確認内容 理由
うね幅 タイヤ位置と合うか 作物を踏まないため
株の高さ 車体下を通せるか 茎葉への接触を減らすため
土の湿り具合 土が重すぎないか タイヤ跡や作業ムラを防ぐため
作業機の幅 畝間に合うか 株元を傷めにくくするため

作業の流れとしては、まず畑のうね幅とトラクターのトレッド幅を合わせ、次に中耕用の作業機を畝間に合わせます。走行速度は速ければよいわけではなく、土の飛び方や作物への当たり方を見ながら調整します。慣れていないうちは、最初の1列だけで深さや位置を確認するのが無難です。

家庭菜園に近い小さな畑なら、ハイクリトラクターまでは必要ないこともあります。逆に、同じ作物をまとまった面積で育てていて、毎年の中耕除草に時間がかかっているなら、検討する価値は出てきます。面積、作物、作業回数の3つで考えると判断しやすいですよ。

薬剤散布や茎葉処理

【トラクター】【バラ】【土】【庭】【栽培】薬剤散布や茎葉処理

ハイクリ仕様は、薬剤散布や茎葉処理のように、作物が育った後の作業にも使われます。作物の背が伸びてから畑に入る場合、標準的なトラクターでは葉や茎に触れやすくなります。ハイクリなら車体下の余裕があるため、接触を減らしながら作業しやすい場面があります。

ヤンマーの製品情報では、たまねぎの茎葉処理が作業例として挙げられています。茎葉処理は、収穫前後の管理に関わる作業で、作物や地域によってやり方が変わります。ここでは細かい栽培判断まで踏み込まず、ハイクリが作業スペースを確保しやすい機械として見ておくと分かりやすいです。

管理作業ごとの見方

作業 ハイクリが役立つ場面 注意したい点
薬剤散布 作物が育った後に畑へ入る時 風向き、飛散、作物への接触
茎葉処理 たまねぎなどの処理作業 作業機との適合
マルチ剥ぎ 畝上の資材を扱う時 資材の絡み、作業幅
いも類の掘り取り 畝に沿って作業する時 土質、掘り取り機との相性

薬剤散布では、トラクターの性能だけでなく、薬剤のラベル、使用時期、希釈、飛散対策などの確認が欠かせません。ここは安全にも関わる部分なので、自己判断で進めすぎない方がいいです。地域のJA、販売店、農機具店などに確認しながら進めるのが現実的です。

茎葉処理や散布は、同じハイクリでも作業機の組み合わせでできることが変わります。トラクター本体だけを見て選ぶと、「高さは足りるけれど目的の作業機が付かない」ということもありえます。購入前には、やりたい作業を先に書き出してから型式を見ると失敗しにくいかなと思います。

✅ 作業前に確認したいこと

  • ✅ 作物の種類と生育ステージ
  • ✅ 作業機の対応幅と装着方法
  • ✅ 薬剤や資材の使用条件
  • ✅ ほ場周辺への飛散や影響
  • ✅ 販売店での適合確認

荒起こしに向く条件

【トラクター】【バラ】【土】【庭】【栽培】荒起こしに向く条件

荒起こしは、収穫後や作付け前の畑を大きく耕して、土をざっくり反転・砕土する作業です。中耕除草や薬剤散布のような「作物をまたぐ作業」とは少し性格が違います。つまり、荒起こしだけを目的にするなら、ハイクリ仕様であることが最優先とは限りません。

一方で、ハイクリ仕様でも耕うん作業に使われる場面はあります。ヤンマーの情報では、レンコンの湿田耕うんが作業例として挙げられています。湿田や特殊な畑では、地上高だけでなく、タイヤ、重量バランス、作業機、土の状態がかなり大事になります。

荒起こしで見たい条件

条件 向きやすい状態 注意点
土の硬さ 乾きすぎず重すぎない 硬すぎると負荷が大きい
ほ場の水分 作業できる程度に落ち着く ぬかるむと走行しにくい
馬力 作業機に見合っている 馬力不足だと深く起こしにくい
作業機 ロータリーなどが適合 幅や重量の確認が必要
目的 管理作業も兼ねる 荒起こし専用なら標準機も候補

荒起こしで大切なのは、最低地上高よりも、馬力と作業機の相性です。深く起こす、重い土を動かす、広い面積を短時間で進める、といった条件では、ハイクリかどうかだけでは判断できません。装着するロータリーや作業幅、土質に合うかを確認した方がいいです。

ハイクリを選ぶ意味が出やすいのは、荒起こしだけでなく、成長後の中耕除草や散布、茎葉処理まで同じ機械でこなしたい場合です。年間の作業を見て、「春は耕うん、成長期は管理作業、収穫前後も畝に入る」という使い方なら、ハイクリの強みを活かしやすいですよ。

反対に、荒起こしや通常の耕うんが中心で、作物が育った後に畑へ入る作業が少ないなら、標準仕様のトラクターも比較対象になります。ハイクリは便利な仕様ですが、価格や作業機の選択肢も含めて見る必要があります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

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トラクターのハイクリ選び

【トラクター】【バラ】【土】【庭】【栽培】荒起こしに向く条件

この章の主な見出し

  • 馬力と型式の見方
  • 中古20馬力以下の相場
  • 価格を見る時の注意点
  • 寿命と使用時間の目安
  • トレッド幅の選び方
  • トラクターのハイクリまとめ

トラクターのハイクリを選ぶ時は、見た目の大きさや価格だけで決めるとズレやすいです。大事なのは、どの作物で、どのうね幅で、どの作業をしたいかを先に決めてから、馬力・型式・中古状態・トレッド幅を見ていくことです。

特に中古で探す場合は、20馬力以下の価格感や使用時間、整備状態で判断が変わります。ここでは、新車価格の見方も含めて、購入前に確認したいポイントを実用目線で整理します。

馬力と型式の見方

【トラクター】【バラ】【土】【庭】【栽培】馬力と型式の見方

ハイクリ仕様のトラクターを見る時、まず確認したいのが馬力です。馬力は、ざっくり言うと作業機を動かす力の目安です。中耕除草や散布のような管理作業が中心なのか、荒起こしや耕うんも重視するのかで、必要な馬力は変わります。

ヤンマーのハイクリアランス仕様では、YT225AやYT233Aといった型式が確認できます。名前だけを見ると少し難しく感じますが、型式には馬力帯、変速方式、水平制御、直進アシスト、キャビンの有無などの仕様が含まれています。型式はただの名前ではなく、装備の違いを見る入口です。

型式を見る時の主なチェック点

見る項目 意味 確認したいこと
馬力 作業機を動かす力の目安 耕うんもするか、管理作業中心か
H1・H2・H3 トレッド幅の仕様 うね幅に合うか
G 直進アシスト付きの例 まっすぐ作業したい畑に合うか
Q キャビン付きの例 暑さや長時間作業への備え
W・N タイヤ仕様の違い ほ場条件に合うか

たとえば、ヤンマーの価格情報では、H1はトレッド幅1,000mm、1,060mm、1,120mm、H2は1,180mm、1,240mm、1,300mm、H3は1,350mm、1,410mm、1,470mmの3段階調整と案内されています。つまり、同じシリーズでも、ほ場のうね幅に合わせて選ぶ前提なんですね。

馬力だけで強引に選ぶより、作業内容、うね幅、作業機、装備をセットで見た方が失敗しにくいです。特にハイクリは、作物が育った後に畑へ入るための仕様なので、販売店には「何の作物で、何cm幅のうねをまたぎたいか」まで伝えるのがおすすめです。

中古20馬力以下の相場

【トラクター】【バラ】【土】【庭】【栽培】中古20馬力以下の相場

中古で20馬力以下のトラクターを探す場合、相場はかなり幅があります。調べた範囲では、一般的な中古トラクターだと数十万円台から100万円台の掲載例があり、ハイクリ仕様になると同じ馬力帯でも高めに出やすい印象です。とはいえ、中古価格は在庫状況、地域、整備内容、付属品で変わるため、断定はできません。

確認できた例では、Yahoo!オークションの終了履歴にクボタの13馬力ハイクリ系機種が1,000,000円で落札された情報がありました。また、中古農機販売ページでは、クボタの13馬力ハイクリトラクターJB13X-SHCが1,280,000円で販売中の例も確認できます。どちらも一例なので、この金額だけを相場の基準にしない方が安全です。

20馬力以下の中古価格例

区分 確認できた例 価格例 注意点
13馬力ハイクリ系 クボタJB13系の落札例 1,000,000円 過去180日内の1件
13馬力ハイクリ クボタJB13X-SHC掲載例 1,280,000円 掲載価格は変動あり
13馬力一般機 ヤンマーKe-30掲載例 398,000円 ハイクリではない例
18馬力一般機 ヤンマーCT118など 860,000円前後 状態や時間で変動
20馬力一般機 ヤンマーEF220など 980,000円前後 付属品の確認が必要

20馬力以下でも、ハイクリ仕様は流通数が多いとは言いにくいです。一般的な小型トラクターより探しにくく、条件が合う機体が出た時に価格が高めに見えることがあります。あなたが中古を狙うなら、価格だけでなく、ハイクリ仕様であること、うね幅に合うこと、必要な作業機が付くことを優先して見たいところです。

中古価格は日々変わります。販売店の整備付きか、現状販売か、保証があるか、配送費が別かでも総額は変わります。正確な情報は公式サイトや販売店ページをご確認ください。

価格を見る時の注意点

【トラクター】【バラ】【土】【庭】【栽培】価格を見る時の注意点

新車価格を見る時は、税込価格だけでなく、仕様の違いを見比べる必要があります。ヤンマーのYT225A、YT233Aのハイクリアランス仕様では、2026年4月現在のメーカー希望小売価格として、税込3,487,000円から5,780,500円までの価格帯が確認できます。かなり差がありますよね。

この価格差は、馬力だけでなく、直進アシスト、キャビン、トレッド幅、タイヤ仕様などの違いによるものです。たとえば、キャビン付きや直進アシスト付きになると価格は上がります。暑い時期の作業や長時間作業が多いならキャビンは魅力ですが、予算とのバランスも見たいところです。

ヤンマーYTハイクリ仕様の価格例

型式例 税込価格の例 見方
YT225A H1XU 3,487,000円 25馬力帯の基本仕様例
YT225A H2XUGQ 4,691,500円 直進アシスト・キャビン付き例
YT233A H1XU 4,554,000円 33馬力帯の基本仕様例
YT233A H3XUGQ 5,780,500円 上位装備の価格例

ここで注意したいのは、メーカー希望小売価格は本体価格の目安であり、実際の支払額とはズレる可能性があることです。輸送費、オプション、作業機、整備、納車地域、販売店ごとの条件で総額は変わります。特に作業機を同時にそろえる場合、本体価格だけで予算を組むと足りなくなるかもしれません。

価格を見る時は、本体、作業機、整備、配送、保証を分けて確認すると分かりやすいです。ハイクリ仕様は作業内容に合えば省力化につながりますが、安い買い物ではありません。最終的な判断は専門家にご相談ください。

見積もり時に聞きたいこと

  • ✅ 本体価格に含まれるもの
  • ✅ 作業機の価格と適合
  • ✅ 配送費や納車費用
  • ✅ 保証や整備の範囲
  • ✅ 消耗品交換の有無

寿命と使用時間の目安

【トラクター】【バラ】【土】【庭】【栽培】寿命と使用時間の目安

トラクターは何年くらいで寿命なのか、気になるところですよね。ただ、年数だけで寿命を決めるのは少し危ないです。同じ10年でも、毎日使われた機体と、季節作業だけで丁寧に保管された機体では状態がまったく違います。

中古トラクターでは、使用時間を示すアワーメーターが大きな判断材料になります。確認できた中古掲載例でも、101時間、162時間、245時間、715時間、1,021時間、3,588時間など、機体によってかなり差がありました。年式よりも、使用時間と整備状態をセットで見るのが基本です。

寿命判断で見るポイント

確認項目 見る理由 注意したいサイン
使用時間 稼働量の目安 極端に多い、表示不明
エンジン 始動性や音を見る 白煙、異音、始動不良
油漏れ 整備状態を見る 下回りのにじみ
タイヤ 交換費用に関わる ひび割れ、摩耗
ロータリー 作業品質に関わる 爪の摩耗、異音
整備履歴 管理状況を見る 記録が少ない

ハイクリ仕様の場合は、車体の高さや足回りの構造も確認したい部分です。通常のトラクターより特殊な仕様なので、部品の入手性や整備できる販売店が近くにあるかも見ておきたいですね。安く買えても、修理先が見つからないと困ります。

寿命を考える時は、「あと何年使えるか」だけでなく、「自分の作業に耐えられる状態か」で見た方が実用的です。現物確認ができるなら、エンジン始動、変速、油圧、PTO、ブレーキ、作業機の上げ下げまで見ておくと安心です。

トレッド幅の選び方

【トラクター】【バラ】【土】【庭】【栽培】トレッド幅の選び方

ハイクリ選びでかなり重要なのが、トレッド幅です。トレッド幅は左右のタイヤ間隔のことで、うねをまたぐ時にタイヤがどこを通るかを決めます。ここが合っていないと、作物を踏んだり、株元に近づきすぎたりします。

ヤンマーのハイクリ仕様では、H1、H2、H3のようにトレッド幅の違う仕様が用意されています。確認できる範囲では、H1が1,000mmから1,120mm、H2が1,180mmから1,300mm、H3が1,350mmから1,470mmの3段階調整です。あなたの畑のうね幅から逆算するのが選び方の基本です。

トレッド幅の仕様例

仕様 トレッド幅の例 向きやすい見方
H1 1,000 / 1,060 / 1,120mm 狭めのうね幅に合わせたい時
H2 1,180 / 1,240 / 1,300mm 中間的なうね幅に合わせたい時
H3 1,350 / 1,410 / 1,470mm 広めのうね幅に合わせたい時

ただし、うね幅とトレッド幅を単純に同じ数字で合わせればよいわけではありません。タイヤ幅、作物の株張り、葉の広がり、作業機の位置、畑の曲がりも関係します。実際の畑では、カタログ上の数字より少し余裕を見たいところです。

トレッド幅を選ぶ時は、畑で実際に測るのが一番です。うねの中心から中心まで、タイヤが通る通路の幅、畑の端で回るスペースを測って、販売店に伝えましょう。数字で伝えるだけで、型式選びの精度がかなり上がります。

測っておきたい場所

  • ✅ うねの中心から中心までの幅
  • ✅ タイヤが通れる通路幅
  • ✅ 作物が育った時の横幅
  • ✅ ほ場の端の旋回スペース
  • ✅ 畑の入口や農道の幅

トラクターのハイクリまとめ

【トラクター】【バラ】【土】【庭】【栽培】トラクターのハイクリまとめ

トラクターのハイクリは、成長後のうねをまたいで管理作業をしやすくする仕様です。中耕除草、薬剤散布、茎葉処理、湿田耕うんなど、標準仕様のトラクターでは入りにくい場面で役立つ可能性があります。

一方で、価格は安くありませんし、中古も条件に合う機体が常に見つかるとは限りません。馬力、型式、使用時間、整備状態、作業機、トレッド幅をセットで確認することが大事です。

✅ トラクターのハイクリ選びの要点

  1. ハイクリは最低地上高とトレッド幅が重要
    うねをまたぐには、車体下の高さだけでなく、タイヤ位置も合っている必要があります。

  2. 馬力は作業内容から逆算する
    中耕除草中心なのか、荒起こしや湿田耕うんもするのかで必要な馬力が変わります。

  3. 中古20馬力以下は価格差が大きい
    確認できた範囲では、13馬力ハイクリ系で1,000,000円から1,280,000円前後の例がありましたが、在庫や状態で変動します。

  4. 新車価格は仕様差を見る
    ヤンマーのハイクリ仕様では、税込3,487,000円から5,780,500円までの例が確認でき、装備で価格が変わります。

  5. 寿命は年数だけで判断しない
    使用時間、整備履歴、エンジン状態、油漏れ、タイヤ、作業機の状態まで見る必要があります。

  6. 最後は畑の寸法を測って相談する
    うね幅、通路幅、作物の高さ、旋回スペースを測り、販売店や農機具店に伝えると選びやすくなります。

ハイクリ仕様は、合う畑では作業をかなり楽にしてくれる選択肢です。ただし、作物やほ場条件に合わないと持て余すこともあります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

【トラクター】【バラ】【土】【庭】【栽培】トラクターのハイクリまとめ

この記事を書いた人: アグリアライブ運営のミドリ

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