バーミキュライトの購入を考えている方の中には、セリアで手に入るのか気になっている方も多いのではないでしょうか？園芸用品が充実している100均ですが、実はセリアではバーミキュライトの取り扱いがないことをご存知でしょうか。
今回は、セリアでのバーミキュライトの取り扱い状況や、代わりに利用できる商品、ダイソーでの購入方法、品質の違いなどについて詳しくまとめました。ホームセンターとの価格比較や、実際の使用方法まで具体的に解説していきます。
記事のポイント！
- セリアとダイソーのバーミキュライトの取り扱い状況
- 100均のバーミキュライトの品質と使い方
- 価格やサイズの違いによる使い分け方
- 水耕栽培や挿し木での活用方法
バーミキュライトはセリアで売ってるの？代用品と使い分けを徹底解説
- セリアではバーミキュライトの取り扱いなし
- ダイソーなら2Lサイズ110円で購入可能
- バーミキュライトの主な用途と効果
- 100均のバーミキュライトの品質評価
- 少量使用ならダイソーがおすすめ
- 虫が発生しにくい特徴を活かした使い方
セリアではバーミキュライトの取り扱いなし
セリアの店舗の園芸コーナーには、さまざまな園芸用品が並んでいますが、バーミキュライトの取り扱いはありません。店員さんに確認しても取り扱いの予定はないとのことでした。
キャンドゥなど他の100均でも確認しましたが、現時点では取り扱いがないようです。100均でバーミキュライトを探すなら、ダイソーが唯一の選択肢となっています。
将来的にセリアでも取り扱いが始まる可能性はありますが、現在のところダイソー以外の100均では購入できない状況が続いています。
園芸用品を扱う100均の中でも、バーミキュライトの取り扱いは限定的なのが現状です。
セリアでは代わりにゼオライトや鉢底石など、他の園芸用品は充実しているので、用途に応じて使い分けることをおすすめします。
ダイソーなら2Lサイズ110円で購入可能
ダイソーでは2Lサイズのバーミキュライトを税込110円で販売しています。中国産の製品ですが、サイズは29cm×21cm×5cmとなっています。
ホームセンターなどで販売されている同じ2Lサイズの製品と比べると、価格は30円程度お得です。ホームセンターでは140円前後で販売されているためです。
販売時期や店舗によって在庫状況は変動することがありますが、基本的にはダイソーの園芸コーナーで見つけることができます。
まとめ買いをする場合は、在庫の確認をしてから来店することをおすすめします。品切れの可能性もあるためです。
店舗によって商品の配置場所が異なることもあるので、見つからない場合は店員さんに確認するといいでしょう。
バーミキュライトの主な用途と効果
バーミキュライトは、酸化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化アルミニウムなどを主成分とする鉱物です。苦土蛭石をガーデニング用に加工して作られています。
主な特徴は、保水性と通気性の良さです。土壌改良材として使用すると、植物の根の環境を整えることができます。
また、無菌であることから虫が発生しにくく、水耕栽培の培地としても利用できます。一般的な花や草の場合は、赤玉土6：腐葉土3：バーミキュライト1の割合で混ぜて使用します。
観葉植物の場合は、赤玉土5：腐葉土3：パーライト1：バーミキュライト1の配合がおすすめです。野菜栽培では、赤玉土5：腐葉土3：堆肥1：バーミキュライト1の割合で使用します。
ほぼ中性の性質を持っているため、さまざまな植物に使用することができます。
100均のバーミキュライトの品質評価
ダイソーで販売されているバーミキュライトは、一般的な用途であれば十分な品質を備えています。実際に挿し木の用土や鉢植えの土に混ぜて使用しても、問題なく植物が生育しています。
特にハーブ栽培での使用実績があり、品質上の問題点は報告されていません。価格が安い分、量は少なめですが、挿し木用の土や鉢植えの土壌改良用として少量使いたい場合には最適です。
ホームセンターなどで売っている大袋のバーミキュライトと比べると単価は高くなりますが、少量しか使わない場合はダイソーで購入する方が経済的です。
品質面での不安は少なく、一般的な園芸用途であれば十分に使用できる製品といえます。
バーミキュライト本来の効果である保水性や通気性も確保されています。
少量使用ならダイソーがおすすめ
少量のバーミキュライトが必要な場合は、ダイソーでの購入がおすすめです。2Lサイズで110円という価格は、少量使用には適しています。
挿し木の用土として使用する場合や、鉢植えの土に混ぜ込む程度であれば、ダイソーの2Lパックで十分です。また、保管場所をとらないサイズなのも魅力です。
ただし、大量に使用する予定がある場合は、ホームセンターなどで大容量パックを購入した方が単価を抑えることができます。用途に応じて購入先を選択するのがよいでしょう。
追加で必要になった時も、近くのダイソーで気軽に購入できる手軽さがあります。
バーミキュライトの使用頻度や使用量に応じて、購入先を使い分けるのがおすすめです。
虫が発生しにくい特徴を活かした使い方
バーミキュライトは無菌であり、虫が発生しにくい特徴があります。この特性を活かして、室内での水耕栽培や挿し木に活用できます。
水耕栽培では、根を支える培地として使用することで、清潔な環境を保ちながら栽培が可能です。また、保水性が高いため、水やりの頻度を抑えることができます。
挿し木の用土としても、清潔な環境で根を育てることができるため、発根率の向上が期待できます。特に室内での栽培では、虫の発生を抑えられる点が大きなメリットとなっています。
ダイソーのバーミキュライトでも、この特徴は十分に活かすことができます。少量パックなので、試験的な栽培にも適しています。
利用する際は、用途に応じて他の用土と適切な割合で混ぜ合わせることで、より効果的に活用できます。
バーミキュライトとセリアの園芸用品で始める植物栽培
- セリアの園芸用品で代用できるものは
- 挿し木での使用方法と注意点
- 水耕栽培での活用術
- ホームセンターとの価格・品質比較
- デメリットと対処法
- 植物別のおすすめ配合比率
- まとめ：バーミキュライトはセリアよりダイソーがベスト！失敗しない選び方と使い方
セリアの園芸用品で代用できるものは
セリアではバーミキュライトの代わりに、ゼオライトや鉢底石などの園芸用品が取り扱われています。これらの商品は通気性や排水性の改善に役立ちます。
鉢底石は主に排水性の改善に使用され、根腐れを防ぐ効果があります。鉢の底に配置することで、根が呼吸できる空間を確保できます。
ゼオライトは水分と栄養素を保持する能力があり、土壌の改良剤として使用できます。排水性を高め、栄養の保持力を向上させる効果があります。
セリアの商品は基本的に110円（税込）で購入することができ、少量使用する場合に適しています。
バーミキュライトの代替として完全な置き換えはできませんが、用途に応じて使い分けることで対応可能です。
挿し木での使用方法と注意点
バーミキュライトは挿し木の用土として優れた特性を持っています。発根促進剤と組み合わせることで、より効果的に根の成長を促すことができます。
挿し木用の土として使用する場合は、水はけの良さと保水性のバランスが重要です。バーミキュライトはこの両方の特性を備えているため、理想的な環境を作ることができます。
根が出てくるまでの期間は、適度な湿り気を保つことが大切です。バーミキュライトは水分調整が容易なため、初心者でも扱いやすい特徴があります。
実際の使用例として、バラの挿し木では発根率の向上が報告されています。清潔な環境で根を育てることができるため、腐敗のリスクも低減できます。
特に室内での挿し木栽培では、虫の発生や病気のリスクを抑えられる点が大きなメリットとなっています。
水耕栽培での活用術
水耕栽培では、バーミキュライトを根を支える培地として使用します。特に小松菜やレタスなどの葉物野菜の栽培に適しています。
栽培容器には、プラスチック製の容器やペットボトルを利用できます。バーミキュライトを入れる際は、根が十分に張れる深さを確保することが重要です。
液体肥料は週に1回程度の交換で十分です。バーミキュライトが栄養分を適度に保持してくれるため、頻繁な肥料の交換は必要ありません。
初めて水耕栽培を始める方でも、バーミキュライトを使用することで比較的安定した栽培が可能です。培地が清潔なため、藻の発生も抑えられます。
収穫までの期間は野菜の種類によって異なりますが、一般的な土耕栽培と同程度の成長が期待できます。
ホームセンターとの価格・品質比較
ホームセンターでは、コメリ、カインズ、ビバホームなどの大手チェーン店でバーミキュライトを取り扱っています。価格は18Lで698円前後が一般的です。
品質面では、ホームセンターの製品も100均の製品も、一般的な園芸用途であれば十分な性能を発揮します。原産国は多くが中国製となっています。
容量による単価を比較すると、ホームセンターの大容量パックの方が経済的です。ただし、使用頻度が低い場合は、ダイソーの小容量パックが使いやすいでしょう。
コメリやカインズでは18L、ビバホームでは30Lと、店舗によって販売されているサイズが異なります。用途に応じて選択できる点が魅力です。
保管スペースの問題や使用量を考慮して、購入先を選択することをおすすめします。
デメリットと対処法
バーミキュライトのデメリットとして、長期間使用すると土が崩れやすくなる可能性があります。定期的な植え替えを行うことで対応できます。
水やりの際に土が流れ出す可能性があるため、鉢底ネットの使用がおすすめです。特に100均製品は、土の崩れやすさに注意が必要です。
単価が高めなのも課題の一つです。大量に使用する場合は、ホームセンターでの購入を検討した方が経済的です。
保管時は湿気を避けることが重要です。湿気を含むと品質が低下する可能性があるため、密閉容器での保管がおすすめです。
使用する際は他の用土との適切な配合が必要です。バーミキュライトだけでは養分が不足するため、必ず用途に応じた配合を心がけましょう。
植物別のおすすめ配合比率
一般の花や草の場合は、赤玉土6：腐葉土3：バーミキュライト1の割合がおすすめです。保水性と通気性のバランスが取れた配合となっています。
観葉植物では、赤玉土5：腐葉土3：パーライト1：バーミキュライト1の配合が最適です。室内での栽培に適した混合率となっています。
野菜栽培の場合は、赤玉土5：腐葉土3：堆肥1：バーミキュライト1の割合で混ぜ合わせます。野菜の生育に必要な養分バランスを確保できます。
ハーブ類の栽培では、水はけの良さが重要となります。バーミキュライトの割合を若干増やすことで、理想的な環境を作ることができます。
これらの配合比率は基本的な目安であり、植物の種類や生育環境に応じて調整が必要です。実際の栽培状況を見ながら、適宜調整することをおすすめします。
まとめ：バーミキュライトはセリアよりダイソーがベスト！失敗しない選び方と使い方
最後に記事のポイントをまとめます。
- セリアではバーミキュライトの取り扱いがない
- ダイソーでは2Lサイズを110円で購入可能
- 100均の製品でも一般的な園芸用途には十分な品質
- 少量使用ならダイソー、大量使用ならホームセンターが経済的
- 挿し木や水耕栽培に適した特性を持つ
- 無菌で虫が発生しにくい特徴がある
- 植物の種類によって最適な配合比率が異なる
- 保管時は湿気を避けることが重要
- 定期的な植え替えで土の崩れを防止できる
- セリアではゼオライトや鉢底石で代用可能
- 水耕栽培では週1回の液肥交換で管理可能
- 発根促進剤との併用で挿し木の成功率が向上する
